3つの目的別口座

お金を貯める上で何気に一番大事なことが
口座の使い分けになります。

生活費用の口座と貯蓄用の口座を分ける
貯蓄用はできるかぎり現金化に時間のかかるところ(一手間必要なところ)にする。

この法則で口座管理をすると、

生活費用の口座だけで生活する習慣を付けることだけでも
お金が貯まる状態を作れます。

 

具体的にはこのようになります。

まずは口座を3種類に分けます。

口座管理の全体像

具体的な口座の話をする前にまずは全体像のお話をしたいと思います。
まずはこの図を見てください。

共通口座イメージ

我が家が夫婦共働きなので収入の口が2つあり、共通口座という位置づけになっていますが、一人暮らしの場合は収入の口は一つで、生活費口座と読み替えてください。

金額は適当ですが、夫婦の収入から共通口座=生活口座へ30万を入金。
老後貯蓄と投資のため6万を貯蓄口座へ移して
うち、3万が積立投資で証券口座から引き落とされる
フリー貯蓄として4万円を別の口座へ移す
残った20万で生活費を捻出していき
月末に残った金額はフリー貯蓄へ移し旅行等の原資にしていく

というのが一連の流れとなり、口座管理の全体像になります。

例えばということで、私の口座管理の概要を説明していきます。

生活費用口座

普段の食費や光熱費/住宅費をここで管理しています。
私の場合はみずほ銀行普通口座
給与振込先でありメインバンクになります

フリー貯蓄用口座

旅行に行くときや、日帰りでどっか遊びにいきたいといった遊び用貯蓄
1)住信SBIネット銀行普通口座
毎月一定額を貯蓄(ただし、老後貯蓄とは違い強制的には貯蓄しない)
前月の生活費用口座の余り
2)楽天銀行普通口座
楽天カードや証券に口座も持つと利率がよくなるため保有。
3)ジャパンネット銀行
BIG用口座
完全に遊び口座。毎週BIGを一口だけ予約購入しておき6億当てることを目的にする

という感じで遊び用の口座です。生活費だけでも余裕をもっておきつつ
旅行など遊びのために使っています。

また、遊びながら貯めるためにも、私の場合BIGだけですが、
毎週夢を買うことも忘れていません。←この余裕をもつ気持ちが大事

老後用口座

年金だけでは生活できないよね?という不安から基本的に手をつけない想定の口座
1)みずほ銀行貯蓄口座
普通口座から貯蓄口座に毎月一定額を振替
使うときは振替が必要なのでちょっとだけですが、現金化に一手間必要
2)セゾン投信
大手投資信託会社ではないので入出金は若干面倒。
長期投資をうたっている会社なので安心して積立ができる。
3)カブドットコム証券
セゾン投信以外での投資信託用口座。
4)楽天証券
純金積立用口座。
5)企業型確定拠出年金(DC)
証券口座での積立内容は投資信託にてお話しますが、
基本的には強制的に毎月投資信託を強制的に購入するために引き落としがされます

証券口座も現金化には一手間必要なことと、ここは老後のために育てています。

将来、家を購入する、子供の教育資金を捻出するなどを考えると
証券口座の一部はフリー貯蓄用にまわす可能性もありますが、いったんは老後資産として管理しています。

 

それぞれの口座の目標額など人生設計編で立てながらためるとより貯まりますが、
まずは上記レベルで口座を分けてちょっとずつでも貯めてみてください。

最初はなかなかたまりませんが、塵も積もればで貯まっていくものですし、
意識的に習慣化することで、貯まる体質に変わっていきます。

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