貯める場所を作ったら次にやることは、
無駄な支出を削ることです。

ただし、あくまでも心に余裕を持ってください。
やりすぎは必ず破綻して、貯蓄体質から遠のいてしまいます。

後述する保険や節税は別として、
無駄を削る上で確認ポイントは
クレジットカードの支払い内訳からまずはみてください。

クレジットカードは無駄遣いの宝庫

なぜクレジットカードから見ていくのか?貯蓄体質でない人の共通点としてクレジットカードを多様する傾向があります。もちろん、クレジットカードはしっかりとした使い方をしていけばポイントも貯まりますし、現金で生活するようにもメリットがあることもあります。

一方で、現金だったらちょっとためらったかもしれない買い物や食事代などをクレジットカードで払っていたりしませんか?または、Amazonや楽天でとりあえず買っておこうという感じで気軽にクレジットカード払いで購入していたり、数百円だからとゲーム課金などしていませんか?

そういった無駄遣いをチェックするためにも、まずはクレジットカードの内訳チェックが大事になります。

クレジットカード支払い内訳の整理

まずはクレジットカード請求書の内訳を「固定費」と「流動費」にわけてチェックしてみましょう。
例えば、

通信費、新聞代、保険代、光熱費など毎月ほぼ同じ金額が引かれていく項目が
固定費です。

アマゾンでの買い物、ZOZOタウンで服を買ったなどが
流動費です。

流動費部分は本当に必要なものどうか考えて購入する。
ポイントが倍になるポイントモールなどを活用する。

※クレジットカード戦略は後述

といったことが大事になります。ここでは固定費について考えたいと
思います。

固定費=「税金」の削減

固定費は毎月必ず出て行く支出であり、税金のようなものです。意識しないと削減はできませんが、意識すると案外削減でき、塵も積もればで大きなお金になっていきます。

通信費(固定電話/携帯代)、プロバイダー料金チェック

例えば固定電話。いりますか?

絶対要らないという話ではありませんが、私の場合は、固定電話は親との電話程度でほぼ使っていませんでした。
携帯電話を親も持っているし、親に電話するときもSKYPEでチャージしたお金で電話するといった代替手段があるので要らないという判断をしました。

次に携帯電話。いるけど電話代高くないですか?
OCNモバイルONEとか、楽天電話とか、最近格安スマホという言葉を聞くかと思います。
それら格安スマホに変える手もありますが、ドコモやau、ソフトバンクの契約でも高いもののままになっていませんか?

「よくわからない」からそのままにしているかもしれませんが、是非各社のホームページを見たり、ショップで相談してみてください。案外安くなることがあります。

次に通信費の一部かもしれませんが、プロバイダー料金です。
インターネット回線代もありますが、
例えば私の場合、昔から契約していたyahooのプレミアム会員費として462円を毎月支払っていました。学生時代に作ったメーリングリスト代でniftyに毎月500円支払っていました。

これらも、本当に必要か、代替することができないかをちょっと考えてみて、私の場合解約をしました。同様にドコモなどで使っていないサービスがあれば削減対象として良いと思います。毎月数百円でも集めれば数千円、年間計算で数万円です。

ちなみに、私はとりあえず登録していたyahooプレミアム会員を約20年契約していましたので、462×12ヶ月×20年として11万を払い続けていた計算です。
金額が当初安かったとかあるかもしれませんが塵も積もればの典型例だと思います。

光熱費チェック

通信費/プロバイダー料金を見てきましたが、次に光熱費です。
こちらも必要なものになると思いますが、高かったり、もしくはあまり意識してきていなかったりしませんか?

ちょっと意識をし節約グッズを使うことで大きく光熱費を減らすことが実は可能だったりします。

何もしていない人は節水シャワーヘッドをまずは使ってみてください。私は正直節約とか無縁だったのですが、使ってみたら単純比較はできませんが、2割3割り感覚的に水道代とガス代を削減できました。

また、冬場はエアコンも使いますが、足元を暖めたい時などに、ガスコンロ式のヒーターを使いました。2016年1月と2015年1月の比較で、2016年は暖冬傾向ということもあったと思いますが、約半分電気代を削減できました。

節水シャワーもガスコンロ式のヒーターも快適でもあり、貧乏臭く節約している感じでもありません。毎月数千円でも節約すると年間で数万円、塵も積もればです。

コンビニでのお買い物をチェック

ここまでクレジットカードの明細をベースに考えてきましたが、次にコンビニでの買い物を考えてみてください。

私の場合、39歳で禁煙するまで19年間?喫煙者でした。毎日一箱、コンビニの店員が銘柄を言わなくても持ってきてくれるくらい購入していました。これもずっと同じ金額ではないですが、

450円×365日×19年=312万

という途方もない数字です。最大の後悔としてタバコは吸わなければよかったと思っています。また、喫煙者あるあるかもしれませんが、私のコンビニでタバコを買ったついでに、レッドブルも高い頻度で買っていました。そういった買わなくても良かったついで買いでコンビニで相当浪費していたと思います。

タバコは吸っていなかったとしても、買おうとしているものが本当に必要なものかどうか、レジに並ぶ前にちょっとだけ考えてみてはどうでしょうか?

ケチになり過ぎない、BIGを毎週買う心の余裕は大事

流動費にしてもそうですが、最初に書いた通り、無理に節約や我慢をすることはないと思っています。私も最大の浪費?としてBIGを毎週買っています。日本のスポーツ振興に貢献するため!とか言い訳していますが、6億当たるかもしれない楽しみを得たいからです。

くじとか嫌いな人からしたら無駄なお金だと思いますが、私にとっては楽しみであり必要なものと今は判断しています。

心の余裕はもちながら、それでも不要なものは不要と判断してお金を大切に貯める癖を付けられると、貯まったお金で旅行したりもっと楽しい使い方をできると思います。

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