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夫婦共通口座が私のおすすめ

共働きでお互いに収入がある我が家は基本的に夫婦共通口座で毎月の家計のやりくりや共通資産の運用をしています。

以前「夫婦共通口座-最低限抑えるべき5つのポイント」でも例えばで出した図ですが、

共通口座イメージ

お互いの口座から生活費用夫婦共通口座としてお金を出し合い、その中からさらに貯蓄を先にしておき、残額が毎月の家計でやりくりをする部分となるイメージです。

今回はこの共通口座の運用で「予算」と「節約のコツ」などを書いていきたいと思います。とくに最近夫婦間で喧嘩になることが多い、「外食費」の解決策は現在も模索中ですが現在落ち着いている状況を紹介します。

夫婦共通口座の現在の問題点

我が家の場合ですが、共働きでお互い収入がある中で、共通口座を生活費口座として2年ほど運用してきた中で徐々に問題もでてきました、

  • なんだか生活に余裕がない
  • なんだかんだでお互いの個人口座から外食費など出すことがある
  • 「なんだか不満」だという漠然として不満が溜まっている

という状況でした。

先程の図だと、生活費30万として、貯蓄/資産運用で10万が引かれますので実質20万を運用するわけですが、家賃や光熱費を引くとなかなかお金が残らないのが実情です。毎月10万円資産は増えていきますのでその点はいいのですが、実生活の予算が、

たとえば、家賃が10万だとすると、

  • 家賃 10万
  • 光熱費 3万
  • 食費/雑費 7万

がだいたいの資産分10万を引いた残り20万の予算になると思います。

週に一回一人4,000円の外食をするとして、それを食費から引くと、3万近くが引かれ、何か小物を買ったりも含めた残金が約4万。もう一回外食をしたり、買い物をすると案外余裕がなかったりします。

無理な節約をすれば生活に潤いがなくなるし、となると個人口座から「今日は私のおごり」といった具合で出し始めると、共通口座にも出しているのに、なんで個人でも出すんだ!と、なんだか不満も溜まっていくという図式です。

夫婦共通口座の新ルール策定

解決策のひとつはそもそもの共通口座予算を増やす、共通口座にすべて集約してお小遣い制導入ということが手っ取り早いと思いますが、それはそれで今度はそれぞれどれだけ追加で出すのか?お小遣いはどれだけにするか?といった問題も出てきますし、

共通口座で貯蓄や投資を含め資産は増やせているので、そこは維持しながらも、お互いの個人口座でカバーするにしても気持ちよく出したり、共通口座の運用をできるようにもうひと工夫してみよう。

ということで、我が家は2つルールを追加することにしました。

ルール1:ATMでの引き出しは1,000円札を多くする

これは心理的なものだと思いますが、1万円札があると3,000円くらい使ってもいい気になってしまうところ、千円札だと3,000円は高いと感じる気がする。という、「気持ち的」なところを利用した方法です。

具体的には1万円を引き出そうとしていたら、千円引いて、9,000円を引き出す。といった感じで、できるだけ1万円札をお財布に入れない作戦です。

やってみたところ、案外節約にもつながっていると感じます。無駄なものを買わなくなった感じもします。結果、外食に充てることもできる金額が増えた感じもし、節約なのに「逆に」余裕ができた感じがします。

ルール2:週一で夫婦ともに同額キャッシュバック(お小遣い)導入

これは、個人口座からの支出を納得してする。といったことにもつながります。

一見、共通口座で運用しているのに意味ないのでは?と感じるかもしれませんが、我が家では毎週2,000円キャッシュバックするようにしてから、その2,000円を二人のために使うため、日用品の購入で細かく使うか?外食するときの足しにするか?使わずにストックしておいてまとめて外食で使うか?

など考えて使えるようになりました。何に使ったのか?など報告義務もないので、個人口座がピンチであればそれを補ってもいいかもですが、これを実施してからより共通口座をお互いに考えながら使うようになり、個人口座をつかって「おごる」行為もより気持ちよくできるようになりました。

夫婦共通口座の運用改善のために定期的に夫婦の会話を

夫婦でのお金の管理は、収入も違ければ保有資産も人によって違うと思うので、これがベストというものはないと思いますし、共通口座だけで運用してもなにも「不満」を感じずうまくやれる家庭もあると思います。

正直夫婦でお金の話をしないですむならそれはそれで幸せなのかもなーと思うこともありますが、我が家は月に一回は収支報告として10分程度ですがお金の話を定期的にするようにしています。

その時間の中で「不満」を言い合い、我が家は今回新ルールを導入しました。

今後自由に使える現金の目標額を達成したりしたら、またルールを変えたり改善したりすることもあると思いますが、その時はまた夫婦で会話して決めていきたいと思います。

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