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夫婦共通口座運用-最低限抑えるべき5つのポイント にて夫婦共通口座=生活費用口座を作り、そこから老後用口座とフリー貯蓄用口座で貯蓄をしていくのが良いという話をさせて頂きました。今回は共通口座として使える銀行口座について話をしていきたいと思います。

共通口座イメージ

夫婦共通口座

生活費用共通口座を作ることで、老後へ向けた資産作り、家具や家電/夏休みの旅行などを楽しむために積立ておくフリー貯蓄も貯まっていく仕組み作りが大切ですが、残念ながら、日本の銀行では夫婦共同名義での口座を作ることはできません。

とはいえ、どこか一箇所で管理をしたほうが、家族全体での資産は管理しやすくなります。そこで、夫婦どちらかの名義で口座を作り、代理人カードを発行するような仕組みを使うことである程度は共同名義のような運用をすることも可能になります。

どの銀行に口座を作るのが良いのかを検討していきたいと思い、まとめてみたのが以下表です。

代理カードの有無で比較(共通口座運用)

銀行名有無備考他
みずほ銀行みずほマイレージクラブ加入者:無料
1名分のみ作成可能
未加入者:1,100円
代理人カード
三菱東京UFJ銀行無料(たぶん)
1名分のみ作成可能
代理人カード発行のホームページがないので問合せを
三井住友銀行無料(たぶん)
代理人指名手続
ソニー銀行1,100円
ファミリーカード
セブン銀行×2021年3月に終了
イオン銀行無料(たぶん)
代理人カード発行のホームページがないので問合せを
楽天銀行代理人カードではないが、VISAデビッドつきキャッシュカードとVISAデビッドなしのキャッシュカードの二枚のキャッシュカードを持つことが可能
住信SBIネット銀行× 
paypay銀行× 

代理人カードは大手都市銀行は確実にあり、ネット銀行だと無いところもある状況。
代理人カードは夫婦別々にキャッシュカードを持てて、暗証番号も別々に設定できるので、共通口座運用をする上ではあったほうが良いと考えていますので、SBIネット銀行とpaypay銀行を夫婦共通口座のメイン口座として使うのは向かないかもしれません。

預金金利で比較(共通口座運用)

銀行名金利備考他
イオン銀行0.10%マイステージでプラチナステージの場合
楽天銀行0.10%マネーブリッジ利用時
住信SBIネット銀行0.01%SBIハイブリッド預金利用時
paypay銀行0.001%
みずほ銀行0.001% 
三菱東京UFJ銀行0.001% 
三井住友銀行0.001% 
ソニー銀行0.001% 
セブン銀行0.001% 

特定のカードを保有したり、証券会社と紐付けることで金利がアップするものがある。
金利だけを見ると、イオン銀行と楽天銀行に大きなアドバンテージがある。夫婦共通口座にある程度の金額も貯蓄しておくことを考えると、少ないとはいえ金利が有利な銀行も魅力的である。

代理人カードの無かった、SBIネット銀行とジャパンネット銀行も金利は良いので、共通口座としてではなく、老後口座やフリー貯蓄口座として活用するのは良いかもしれない。

使えるATMで比較(共通口座運用)

引き出し可能ATM一覧

見辛いですが、、、銀行別に使えるATMを画像にしてあります。

表中、
◎は完全無料
○は時間や回数制限はあるが無料
△は手数料かかるが利用可能

となります。

普段どこで引き出すことがあるのか?という点で考える必要があるため一概にどこが良いとは言えないのですが、都心に住んでいる人はやはり大手都銀が使いやすいとは思います。また、コンビニが△が多いので微妙に感じるかもしれませんが、イオン銀行はイオンが近くにあればイオンATMは完全無料な上に、UFJ/みずほでの引き落としも条件により無料となるので使いやすいと思います。

まとめ

今後、引き出し(入金)だけでなく、預入や振り込みでの違いも見ていきたいと思いますが、まずは基本的な部分として「代理人カード」「金利」「利用可能ATM」で比較してみました。参考にしてください。

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